結婚式の見積りを見た時に、
「ムービー作成費が高い・・・」
と感じたことはありませんか?
費用を抑えたいと感じている新郎新婦は、式場以外で動画作成することで費用を大幅に抑えることができますので一度検討してみましょう。
今回は、式場以外でムービー作成をするとなぜ高額なのか?
また、式場以外で作成した場合の費用についてご紹介します。

僕は3本の動画を式場以外で作成しました。
ムービーは結婚式の見積り額を大幅に抑えられるので、節約もしやすいですよ。
結婚式ムービーは式場以外で作成するとかなり安くなる
結婚式のムービーといえば下記のようなものがあります。
【披露宴の代表的な3つのムービー】
- オープニングムービー
披露宴会場のマナーや、新郎新婦が会場に入場してくる雰囲気を盛り上げる動画。 - プロフィールムービー
二人の生い立ちや出会いを写真とコメントで解説する動画。 - エンディングムービー(エンドロール)
ゲストの名前や感謝のメッセージを流す動画。当日撮影した映像を流すケースも多い。
これらのムービーの価格を下げれば、結婚式費用は大幅に下がります。
式場で注文すると高い理由
式場でムービー作成を注文すると、
制作会社で頼むよりも2倍(高いところでは3倍以上)の値段がします。
高額になるのは次のような理由があるからです。
【式場で注文すると高い理由】
- プランナーや提携会社(動画制作会社)の人件費が高い
- 式場の利益として手数料(中間マージン)が含まれている
このように、ひとことに「動画制作費」と見積りに記載されていても、
その内訳には純粋な動画制作費以外の請求内容が含まれています。
つまり、式場以外で作成すると必要がないお金が含まれているので、価格が上がってしまうのです。

式場の手数料や中間マージンなど、
無駄にかかる金額は見積書には書かれていないものです
式場以外で頼むと無駄なお金がかからないから安い
式場以外で作成すると、中間マージンや、人権費が削減できるので、ムービー作成の費用も下がります。
とはいえ、式場におまかせではない分、自分たちがする作業は多少増えることも覚えておいてください。
でもやはり、式場以外で作成した場合の方が圧倒的に無駄なお金を減らすことはできます。

式場に頼まない分、自分たちがする作業は多少増えます。
そこは理解しておきましょう。
結婚式ムービーを安く作成する手段
式場で注文せずに動画を準備するには、下記のような方法があります。
【ムービーを安く作成する手段】
- 自作する
動画の構成から作成までのすべてを自分で済ます方法。 - 友人に頼む
動画作成経験がある友人にお願いする方法。 - クラウドソーシングサービスで依頼
ココナラなどのサイトが話題。動画作成スキルがある人に依頼する方法。 - 動画制作会社に注文
結婚式関係のムービー制作をしている制作会社に自分で注文する方法。

式場以外でムービーを作成する方法はたくさんあります。
ちなみに、僕は自分の結婚式ムービーは自作しましたし、友人のムービーも作成したことがあります。
式場以外で注文した場合の価格
披露宴の定番でもある代表的な3つの動画の価格を比較してみましょう。
式場で作成した場合と、式場以外で作成する方法のそれぞれの相場価格をご紹介します。
【価格】オープニングムービー
方法 | 価格(作成費用の相場) |
---|---|
式場で注文 | 10~20万円 |
動画制作会社 | 2~3万円 |
クラウドソーシングサービス | 1~2万円 |
自作する・友人に頼む | 0円 |
※「式場で注文」の価格参考:【ハナユメ】結婚式見積り相場と平均費用!絶対確認すべき16のポイント
オープニングムービーは特に構成の型はありません。
新郎新婦が入場する前に会場のマナーや、登場の演出(カウントダウン)などを考えるだけで済みます。
クラウドソーシングサービスで依頼すれば、1万円前後で動画が完成することもあります。

オープニングムービーは、それほど凝らなくてもかもいませんし、
楽しい演出であればOKです♪
それにしても、式場で注文すると高い・・・
プロフィールムービー
方法 | 価格(作成費用の相場) |
---|---|
式場で注文 | 5~10万円 |
動画制作会社 | 2~4万円 |
クラウドソーシングサービス | 1~3万円 |
自作する・友人に頼む | 0円 |
※「式場で注文」の価格参考:【ハナユメ】結婚式見積り相場と平均費用!絶対確認すべき16のポイント
プロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちなどを紹介するので、自分たちの過去の写真を素材として使うことが王道です。
昔の写真をデータ化するためにスキャナーなどが必要ですが、家庭用の印刷機(複合機)があれば、お金をかけずに作成できます。

スキャナーが無くても、動画制作会社などであれば、写真を郵送するだけでOKな場合がほとんどですし、DVD納品時に写真を返却してくれるので楽ですよ。
式場で注文する場合と大して変わりません。
エンディングムービー(エンドロール)
方法 | 価格(作成費用の相場) |
---|---|
式場で注文 | 5~15万円 |
動画制作会社 | 1~3万円 |
クラウドソーシングサービス | 1~2万円 |
自作する・友人に頼む | 0円 |
※「式場で注文」の価格参考:【ハナユメ】結婚式見積り相場と平均費用!絶対確認すべき16のポイント
オープニングムービーやプロフィールムービーと違い、エンドロールは結婚式当日の映像をその場で編集して最後に上映するパターンがけっこうありますね。
このパターンだと、式場と提携している業者じゃないと実現できません。
しかし、当日の映像を流さなくても、ゲスト一人一人に感謝のメッセージを送る内容や、ゲストとプライベート時に撮影した写真を流す内容なども心がこもっていて良い評価を得たりします。
当日の映像を流さないのであれば、式場で注文する必要性はありません。

エンドロールはゲストに感謝を伝えられるムービーです。
当日の映像もいいですが、感謝のメッセージや写真を並べるムービーも感動的で良いですよ。
注意点だけクリアすればムービーは安くできる
価格の比較をご紹介してきましたが、やはり価格面だけを見ると式場以外で作成すればかなりの節約になります。
場合によっては10万円~30万円ほど節約できることもあります。
ただし、式場以外で作成を考える前に、実際に実現可能かどうかを左右する注意点もチェックしておく必要があります。
特に「持ち込み料」が必要な式場だとすると、式場で注文する場合とさほど値下げ幅が広がらない可能性があります。
また、著作権申請代行や、動画のファイル形式の問題などは、自作が初めての人にとっては難しいかもしれません。
とはいえ、制作会社であれば「持ち込み料」以外は対応してくれることが大半ですし、DVDで納品してくれるケースがほとんどなので、ファイル形式などの問題もクリアできます。
クラウドソーシングサービスでも、出品者によっては著作権問題にも対応してくれることが多いので、検討してみる価値は十分にあります。
式場以外で動画作成をして価格を下げたい人は、一度検討してみてください。

注意点だけしっかり確認しておけば、あとはそれほど難しい問題はありません。
10万円単位の出費を抑えることができれば、冷蔵庫やテレビが買えるくらいなので、
式場以外で動画を作成することを検討してみる価値はあります。
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