彼女と入籍する日が決まったけど、結婚式って入籍日に近い日の方が良いのかな?
そう考える人は多いようです。
結婚式のタイミングについては特に決まりはなく、基本的には自由です。
ただ、結婚式は入籍日とセットというイメージがあるかもしれませね。
今回は、結婚式のタイミングはカップルそれぞれの状況に合わせて良いという根拠をお話します。

僕も入籍直後にするべきか迷ったことがあります。
でも、時間に余裕がなく、貯金も少し足りていなかったので、入籍の8カ月後に結婚式を挙げました。
結婚式のタイミングは入籍後すぐ?カップルの状況に合わせて決めよう
入籍後すぐに挙げるのは慣習?
「結婚式は入籍日の1ヶ月以内にするもの」という漠然としたイメージがあるかもしれませんが、
タイミングに特に決まりはありません。
親世代や昭和世代の人たちは、入籍日付近に結婚式をする慣習を見てきたのでそのような意見の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在そのような考え方は主流ではなくなってきています。
「結婚しました」という報告として入籍直後にすることが多い
結婚式は日ごろお世話になっている人に「結婚の報告をする」という意味から、
入籍日の付近に挙げることが多くなったのでしょう。
とはいえ、
報告は結婚式でなくてもできますし、
家族婚や新郎新婦だけの結婚式など、スタイルが多様化している現在は結婚式での報告はさほど重視されません。
入籍後すぐに結婚式をすると「その後がスムーズ」【メリット】
結婚の流れとして、 入籍→結婚式→新婚旅行 という型はよくあるパターンです。
結婚式をして、新婚旅行に行き、子供を産む準備をするという流れはスムーズですしメリットでもあります。
入籍してすぐに挙げるかはカップルの状況によって違う
しかし、新婚旅行に行かないカップルも多くいますし、新婚旅行を結婚式より先にしてもかまいません。
入籍日付近に結婚式を挙げることにメリットを感じるかどうかは、それぞれのカップルの状況によって違います。

カップルによって、入籍日付近に結婚式を挙げられない状況ってありますよね。
入籍後すぐにできないパターン【よくある例一覧】
入籍後すぐに結婚式を挙げられない理由もあります。

よくあるパターンを見てみましょう。
新郎新婦の日程が合わない
仕事の休みが合わせにくい場合、入籍直後に結婚式ができないことがあります。
そもそも、新郎新婦の日程が合わないことには挙式日を決めることもできません。
式場が人気で予約が埋まっている
カップルが気に入った式場があっても、式場自体の予約が埋まっていて、入籍日付近では予約が取れないことがあります。
このような場合、式場の予定が空くまで待つしかありません。
貯金が足りない
入籍したけど、結婚式をするための費用に貯金額が届いてない場合があります。
結婚式費用が足りない場合は、1年ほどお金を貯めて結婚式に備えるというカップルも多くいます。
妊娠している
妊娠をきっかけに結婚を決めたカップルなどは、出産が落ち着くまで結婚式を先延ばしにすることも多いでしょう。
お腹に赤ちゃんがいる時に結婚式をする「マタニティ婚」などもありますが、新婦のお腹が大きい場合、着たいドレスが選べないこともあります。
また、新婦の体調が不安定な場合は、入籍日に合わせて結婚式をすることが難しくなるでしょう。
仕事やプライベートが忙しい
仕事の繁忙期や、プライベートが忙しい時期もあります。
仕事もプライベートも忙しいと、準備も進みませんし、プランナーさんとの打ち合わせもできなかったりします。
そういった場合、忙しい時期が落ち着くまで結婚式のタイミングを遅らせることになるでしょう。
家族に不幸があった
新郎新婦のどちらかの家族に不幸があった場合、入籍はしても家族内は悲しみに包まれています。
このような時期は、結婚式などのおめでたい行事は控えて先延ばしにすることがあります。
病気やケガ
新郎新婦のどちらかが、長期の療養や治療が必要な病気やケガをしてしまった場合、結婚式を行うことが難しいでしょう。
入籍はできても、病気やケガが回復するまで結婚式は先延ばしになってしまうでしょう。
借金がある
借金は入籍前に完済しておきたいものですが、夫婦で協力して返済を考えている場合、入籍をすることはあるかもしれません。
無事、借金を返済し、お金が貯まってから結婚式を考えるといったパターンもあります。

カップルによって様々な事情がありますね。
無理をして入籍のタイミングに合わせようとすると準備ができない
入籍の時は役所関係の手続きや、カップルによっては同居するための引っ越しなどもあります。
そこに仕事やプライベートの都合が重なると休みの予定もつまってしまうので、結婚式の準備に取り掛かかることが難しい状況になってしまいます。
状況的に厳しいのに、無理をして入籍のタイミングに合わせようとすると、準備がおろそかになることもあります。
入籍後すぐに結婚式を挙げる必要はないので、ハードスケジュールになりそうな場合は無理をしないようにしましょう。

無理をしてまで入籍日付近に合わせようとすると、結婚式の準備に支障が出てしまいます。
入籍日付近じゃなくても問題ない!【自分たちのタイミングでOK】
カップルには様々な事情や状況がありますので、入籍と合わせて結婚式を挙げることが難しい場合、無理をしないようにしましょう。
結婚式が1年後になっても、特に問題はありません。
問題があるとすれば、親族内に「入籍と結婚式は近くて当たり前」という考え方の人がいるかもしれません。
しかし、繰り返し言うように、それぞれのカップルによって状況は違います。
無理をしてまで入籍に近づける必要はありません。
それよりも、自分たちがベストなタイミングで挙げられる時までしっかり準備をすることを考えて、良い結婚式になるようにしましょう。

焦らなくてもいいので、余裕をもって素敵な結婚式をしてください。
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